久しぶりの投稿です。
独立してはや一年。お陰様で様々な仕事をさせていただいている。
サーフボード作り、庭作りも自分なりのこだわりを持ちつつ、先人達の知恵をお借りして試行錯誤の繰り返し。
新築のお施主様から水はけの悪い土地をどうにかできないかと依頼。
天然石を使った花壇をつくり、土を盛り上げて排水を促すプランを提案。
いざ施工日。大雨、、
ここまで水はけが悪いとは、、正直この状況で植物が元気に育つ気がしない。
植物好きなお施主様もその事を充分に理解しておりどうにかしなければと、少し時間をいただく。
考えに考えインターネットのお陰で行きついた作戦が、
通気浸透水脈の整備。現代のコンクリートに囲まれた土地に自然からの知恵と現代の素材を利用して排水を促すシステム。
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/chuou1/entry-12317355264.html
世の中頭が良い人がいるなぁと感謝。
追加工事を心良く了承していただき翌日より施工。
渓流や人間の血管、イノシシなどの獣道などみたいに緩くカーブをつけ水脈を作っていく
。
その水脈に微生物を増やし土壌改良を促す炭を入れる。
コルゲート管という排水パイプを入れそこに竹や枝葉を詰めていく。
花壇を作る予定が、土地の改良からやる事になり人間で言うと血液の流れを良くするようなものか?と工事しながら思う。
土中の整備が終わり、次は天然石を仕入れに。
雄大な山に圧倒されつつ石を手積みでダンプに載せていく。
ようやく石積みスタート。
ここからが修行の様な日々の始まりだった。
ガーデンワークスの兄貴わたるさんが1日1m進めばいいほうちゃう?と言ってたが冗談かと思ってた自分は積んでは壊し積んでは壊しで進んだと思ったら気にくわずまた戻ったりで頭がパンクしてしまいそうだった。
炎天下の中の石積みはお施主様からみたら修行僧にみえたらしい。
石ひとつひとつと向き合い積んでいく。本当に忍耐のいる仕事だった。
フェンス工事は大工Benのせいじくん。レンガワークはタケトのこうじくん。
助っ人でアロハガーデンのたけさんにサーフボードグラッサーでユンボマスターのこうたくん。みんなのお陰でひとつのガーデンが出来上がりました事に感謝です。
そして暑いなか毎日の様に差し入れをしてくれたお施主様。内装屋の親方亮くんの様々なアドバイス本当にありがとうございました。
残る最後の仕事はジューンベリーの植栽。
完成写真はまたその時!!
今回仕事して行く中で昔の人の知恵を多く学んだ。あらゆるテクノロジーが進化する現代と自然との共存をうまくやっていく事が課題だと痛感しました。
自分用のビックウェーブツインガン。
桐のハンドメイドフィン。こちらも完成間近!
あとは波を待つだけ、、
http://waves-garden.jugem.jp/?eid=14
ハワイの旅が懐かしい。