waves

井の中の蛙大海を知る

世界の大きさを知りたくて訪れているヨーロッパ。 冬のヨーロッパの波の大きさ、サーフポイントの多さ、そして人の暖かさに感動している。

フランスにきて約10日、キャンピングカーの生活にもだんだん慣れてきた

毎日、波情報をチェックして、地元の人に話を聞いて良い波を探したり山に行ってみたり。

フランスの街並みも素晴らしいが山の紅葉もまた美しい。

サーフボードのテストも兼ねている今回の旅。ハワイのサンセットのような波で板をテストできている。EPS素材で桐を多く使用したボード8’3の一本のみが今回の旅の相棒。

宮崎のアウトサイドリーフでテストを終え、いざヨーロッパへ。はじめてエミレーツ航空を使用する為、しっかり前もってサーフボードを飛行機に積めるか確認したのにもかかわらず、成田空港に着く前に電話があり、あなたのサーフボードは積めませんと。 えーー!

旅の始まりから焦ったが、成田空港のフロントで手続きをしていると、お偉いさんがでてきて、こちらのミスですいません!と

宮崎産のブランクス、キリフレックスを使用した宮崎で削ったサーフボードをどうしても持って行きたかったので、その信念が通じてなんとか積んでもらえてホッとした。

はじめてのヨーロッパ。分からない事だらけで頭がパンクしそうになっていたが、海に入り、良い波に乗ったらそんな事も忘れてしまう。

海の中はフルスーツだが、天気が良いとまるで夏。

サーフボード作りの師であるサムさんと、地元のローカルシェーパーのtristanとのビッグウェーブセッションはなんともいえない時間だった。

そして自分のボードをサムさんに乗ってもらい、ドキドキだったが、その反応はSo good!  乗り味は100点だと褒めてもらい心底ホッとする。

喜んだのも束の間、次の日には岩に当たってクラッシュ。 気を抜いたらいけないと痛感。

良い波に乗ったあと、fantastic acidの工場でサムさんがシェイプをする事に。間近で見るのははじめだったのだが、なんとtristanのシェイプまで隣で始まり興奮が止まらなかった。

世界的に有名なフォトグラファーであるThomas lodinもその瞬間を収めていた。

日本という小さな島国をでてはるか遠くのヨーロッパ大陸にきて本当に良かった。

日々精進。

 

 

 

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