garden

Gaden island style 1

peaceman garden studio  photo u-ske

コロナが騒ぎ出す直前まで通い続けたハワイのカウアイ島。

日本で発達した低気圧がさらに発達して世界中のサーファーを魅了するビッグウェーブが訪れる冬のハワイ。

ポリハレ

2020 surfer   sam yoon.   photo waves garden

その発達した波がハワイの中最も早く到達するカウアイ島。波の魅力と同じくらいに惹きつけられているのがガーデンアイランドとも呼ばれる島で育つ植物達。

自生でワイルドに育つ植物達も圧巻だが、ガーデンデザイナーによってデザインされたガーデンは道を車で走っているだけでもワクワクしてしまう。

garden island north shore  photo.  waves garden

 

いつかこんなガーデンが作れるようになりたいと日々勉強を続けていると、宮崎に家を建てる事になったという憧れの方から嬉しいお仕事の依頼。

素晴らしい景色の前に建つ立派な建物。

庭造りをする上でどんな庭にするのか?が一番大事で一番悩ましい所ではあるが、お施主様も大のハワイ好きという事もありカウアイ島をイメージしたお庭にという事に。

 

庭造りの前に一度崩れた石積みの補修工事から

庭のメイン部に大きい浄化槽が、、この浄化槽を設置する際に崩れた石積みをリメイク。

まず石を一つずつ崩していき石の顔を確認しながら丁寧に積んでいく。

とても一人ではできない作業。そこで強力な助っ人サーフボードのグラッサーでもあり重機のオペレーターでもあるこうたくんと空師(かなり高い木にロープワークで登り剪定を行う人)でもあるかっちゃんとの三人のチームワークでの石仕事。

パズルのように合わせては外しもう少しで合いそうなところは割っていく。作っていく中でここに階段があった方が生活しやすそうと急遽、石の階段を造ることに。

元々あった石から適切な石を選び出し、歩きやすいよう何度も微調整しながら積んでいく。こうたくんのプロフェッショナルなオペレーター作業とかっちゃんの石積みの経験値とセンスにより想像以上の石積みが出来上がっていく。

造園工事をする際には外見だけの工事ではなく大地が呼吸する事も考え水脈を掘り、点穴を掘っていき竹炭、落ち葉などを土に混ぜコルゲート管を入れていく。現代の素材と古くからの知恵の融合。高田造園さんのブログから学ばせていただいてます。

http://www.takadazouen.com/

大雨の日に現場を観に来たらまるでプールみたいに、、

雨の日こそ水の流れを読む大事なチャンス。水の流れを深く考えるサーフボード造りとおなじように庭造りにも応用する。

この作業をしたお陰で全く水が溜まらなくなり周りの気が良くなったように感じた。微生物の力と竹炭パワーは想像以上。

ようやく石作業を終え法面に芝を貼っていく。

一期目の工事を終え、残るは植栽。お施主様と一緒に選んだ植物を植えていく。料理で例えると最後のスイーツくらい大事な要素。植物を植えるのが楽しみです。

 

 

 

 

 

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